ミラノ駐在日記(5)アパートに引っ越し、でも住めず

前回からの続きです。

ようやくアパートが決まり、1か月間のホテル暮らしが終わりました!引っ越し日当日、Jolly Hotelをチェックアウトし、Lambrate(ランブラーテ)の新住所、「Via Eugenio Carpi 4, 20131 Milano」のアパートに到着!例のぼろいエレベータで7階(日本でいうと8階)に到着、部屋に入ると、オーナーの代わりの方が待っていてくれました。簡単に部屋の中の説明をしてもらい、広めのベランダにある花壇も見せてもらいました。

もう少しすると日通さんが荷物を搬入してくれます。
しかし、、、、、電気がつかない、、まだ通っていない。。さらにガスもまだ通っていないことが判明。
オーナー代行の人に聞くと。。。。「電気とガスはまだ手続き中であと1週間はかかる」とのことでした。

なんとびっくり!今日から住めるということで来たのにまだ電気、ガスのインフラが整っていないのです!なんてこった、WHY Italian people??!!

するとオーナー代行は、「そんなことよりもう一度ベランダを見てくれ!この花壇、整えるのにすごく時間がかかったんだ!」というのでびっくり。。。
インフラよりも花の方が重要!?
私は「いやいや、そんなことよりも早く電気とガスを何とかしてくれ!」というと、オーナー代行は悲しそうな表情をしました。。。
なんだか私が悪者みたいです。。。。

オーナー代行「お願いだからもう一度花壇を見てくれ!」としつこいので、花壇を見て、「素晴らしい花壇だね!」というとニッコリと笑顔になりました。これぞイタリア!というのをさっそく体験しました。
これでは住めないので、ロンドンの人事に急いで電話をすると、「何やってんだ!イタリアなら想定ないだろ、まずはアパートに来て住めることを確認してからホテルをチェックアウトしに戻ればよかったのに!」と、結果論を言われしょんぼり。さらに日通にも電話をして搬入を止めてもらいました。

ホテルは満室で、別のホテルを探してもらい何とか戻りました。そして1週間後、ようやくアパートに入居することができました。いやあ大変でした、本当に。。。。イタリアでのこのようなトラブルは日常茶飯事。。。毎日疲れました。。。

最後にアパートの部屋からの眺めの写真です。下のVia Porpolaにはトラム33が走り、いい感じでした。

 

Piazza Gobetti(ゴベッティ公園)もなかなかです。というわけで2005年10月から新居に住み始めました。ここで10か月後にはひどい目に合うのですが、また別途書くことにします。

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