(スペイン)フランシスコ・ザビエルの故郷、ハビエル(Javier)へ

地球の国全部行く!Shiroyuki VLOGです。

さてこの人は誰だかわかりますか?
日本人なら歴史の教科書で一度は見たことがある人ですね。

正解は、日本に初めてキリスト教を伝えた、フランシスコ・ザビエルです。詳しくはYoutube動画本編をご覧ください!

 

1549年、フランシスコ・ザビエルはキリスト教伝来のため、インド経由で日本に到着。その後2年間、山口をはじめ日本で布教活動を行いました。

イエズス会の創始者でもあるザビエルは聖人になり、スペインでもとても人気が高いです。
今日はそのザビエルが生まれた故郷、ハビエル城を紹介します。
まずこのハビエル城は、スペイン北部、バスク地方、ハビエル(Javier)、(またはXavier(シャヴィエル)という小さな町にあります。彼の苗字はこの街の名前からとっております。Francisco de Xavier(シャヴィエル)は、シャヴィエルに住んでいるフランシスコという意味です。
日本ではシャヴィエルが変化してザビエルとなったわけです。

こちらがハビエル(Javier)の地図です。ハビエル城と教会、ホテル数軒のみとかなりこじんまりしております。

ハビエル城は現在、フランシスコ・ザビエルを祀った教会と博物館になっておりますので内部を見ていきましょう。
まずは小さな教会、聖堂の様子です。小さいですが荘厳な雰囲気です。

普通の教会では中心の像はキリストですが、ここではやはりフランシスコ・ザビエル!教科書に出てくるザビエルの感じですね。

博物館入り口でオーディオガイドを借りると、スペイン語、英語と日本語に対応しております。ちゃんと日本語が入っているというのは、やはりザビエルが日本との関係がつよいからでしょう。聞いてみると、日本人の団体が多く来るとのことでした。

内部はこのようにジオラマでザビエルがインド、日本に渡り布教した時の様子を再現しております。山口の場面では、このように日本の城が作られていて感動しました。

その他、ザビエルの手紙や、彼に関連した品々の展示がありました。


絵画も多数あり、西洋画よりも日本の掛け軸が興味深かったです。

・この絵いい感じですよね。和風の聖母マリアとキリスト!日本式だとマリア様、キリストはこのようになるんですね。キリストは黒髪で小学生みたいでかわいいです。

・こちらは成人したキリスト。上を見ると富士山と日が昇った様子。和風のキリスト、かっこいいです。

 

・さらには、戦国時代の庶民にキリスト教を布教している様子。1550年ごろの日本はちょんまげに日本刀を脇に刺してこのような感じだったのでしょう。スペインの白人が黒い服を着ての説法。。。ザビエルを見た当時の日本人たちはどう感じたのでしょうか。600人のキリスト教信者が増えたというのはすごいことですね。

これもすごい絵ですね。ザビエルが戦国大名に接見して話をしている様子です。
漢字で文章が書かれていますが読めません。。。

絵の横にはこのように書かれています。

San Francisco Javier hablando con el Daimio.
サンフランシスコ・ザビエルが大名(Daimio)と話す

Daimioというのは大名のことでしょう。

さて、城の上側に出てきました。この風景、500年前にザビエルが実際に見た風景と同じかと思うと感慨深いですね。

最後におまけ。家族で泊まったハビエル城の真ん前にあるホテル、「Hotel Jabier(オテル・ハビエル)」です!

大人2人と子供、計3人1部屋55Euroなので6000円くらいと格安。一階がレストランになっていて、18ユーロのスペインコース料理はサラダ、メイン、デザート付きでお得です。ワインは近くのリオハワイン!お腹いっぱいで1人18ユーロのコースというのはかなりお得でした。

ハビエル城の目の前なので、観光にも便利、おすすめですよ!

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