見れたら奇跡!イランのピンクモスク

みなさんこんにちは、Shiroyuki VLOGです。
見ることが出来たら奇跡!イラン、シーラーズにあるピンクモスクの動画を作ってみました!よかったら見てください!

 

0:18 イランのピンクモスクとは
0:51 マレーシアのピンクモスク
1:21 ピンクモスクを見るための条件とは
1:40 ピンクモスク1%の奇跡の計算
2:30 天井のバラのタイル
2:41 ピンクモスク訪問の注意点
2:52 ピンクモスク撮り方おススメ!
3:12 必見!北側エイヴァーン
3:45 世界遺産「エラム庭園」

ここはイランの首都テヘランから約1000㎞南の都市シーラーズにあるイスラム寺院、
「マスジェデ・ナスィーロル・モルク」、西側の礼拝堂内部です。
朝日がステンドグラスを照らし、彫刻が施された柱や、床に敷かれた緻密な模様のペルシャ絨毯に七色の光が映し出されて、幻想的な光景です。部屋全体がピンク色に包まれることから、別名「ピンク・モスク」と呼ばれています。

マレーシアにもピンクモスク(正式名称:プトラモスク)があり、こちらは外観、内装共にピンク色!いつ行ってもピンクモスクを見ることが出来ます。

一方、ここイランのピンクモスクはある条件が重なった時にだけこのようにピンク色に見えますが、それ以外はピンクではありません。ピンクモスクが見れるチャンスは非常に低く、年間通じてたったの1%!イランのピンクモスクは見ることが出来たら奇跡!なのです。

ではそのピンクモスクが見れる条件というのは
1.太陽が低い冬の時期のみ
2.太陽が出ている日のみ
3.朝8時~9時の1時間のみ
という3つが重なった時です。

ステンドグラスが低い位置にあるので、夏場だと朝日が高い位置から差し込むため光が部屋の奥まで到達しないのです。

冬の期間を4か月として、そのうち晴れて太陽が差し込むのが75%とすると90日。
1日1時間しか見ることができないので、ピンクモスクが見れるのは1年間のうち、たったの90時間のみ!つまり、1年間(=8760時間)で割ると1%!たったの1%のタイミングでしか見ることができない貴重な光景なのです。ただ、数字上は1%ですが、冬の晴れた日、朝8時に行けば必ず見れますけどね。

この時は2016年11月下旬、朝8時半くらいでした。動画で見るより生で見る方が美しく、感動的!
ステンドグラスと言えばキリスト教の教会ですよね。このようにイスラム教の寺院にステンドグラスがあるのは珍しいです。まるでイスラム教とキリスト教の融合、調和のようで安らかな気持ちになりました。

天井を見上げると、繊細な模様のタイルがあり、全体としてほんのりピンク色で美しく、まるで大きなバラが咲いているかのようです。

観光客がたくさん押し寄せますのでなるべく早く、8時前には来た方がよいです。混んでくると沢山の人たちが写真に写りこんでしまい思ったような写真にはならいので。。。
普段自分自身は撮らないという方もここでは是非自分も入れて撮ってみるとよいですよ。

また、このように絨毯にカメラを置いた状態、ローアングルの写真もお勧め。ペルシャ絨毯とステンドグラスから差し込む光が合わさって、他では撮れない、インスタ映え間違いなしの1枚となるはずです。

●北側エイヴァーン
一度中庭に出ると、北側のエイヴァーンは必見です。


エイヴァーンとは、一方が完全に開き、三方が壁で囲まれて、天井がアーチ状となっているホールで、イスラム建築の特徴の1つです。天井には幾何学的な多面状天井と、ムカルナスという鍾乳石飾りが施され、立体的なごつごつした形状が美しいです。
シーラーズのシンボルである薔薇の花がタイルに描かれている事からここは別名“ローズモスク”とも呼ばれております。

●世界遺産「エラム庭園」
シーラーズは緑や庭園が多く、バラが名産の美しい街です。せっかくシーラーズに来たら、ペルシア式庭園として世界遺産に登録された「エラム庭園」に足を運んでみてください。美しいエラム宮殿、噴水、ローズガーデンを見ながら散歩するとよいですよ。

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