(世界遺産)ノートルダム大聖堂 in Paris、火災前の様子(2009年)

  • 2019-04-23
  • 2019-06-15
  • France
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4月18日に発生した火災により、パリのノートルダム大聖堂の一部が焼け落ちました。700年の歴史を持つ大聖堂が人災で焼けてしまうというのは非常に悔しく、残念です。
写真をみると悲しくなります。

 
修復には数十年かかると言われています。新デザインのアイデアもあるようですが、私は元の通りに修復してほしいです。
主祭壇の十字架とピエタが残っているのが印象的です。

思い起こすと10年前の2009年6月、私はパリのノートルダム大聖堂を見学しました。その時の写真を紹介します。
フランスには、至る所にノートルダム大聖堂がありますが、ここパリのノートルダム大聖堂は別格です。大聖堂の広場の星型プレートはパリのゼロ地点を示していて、ここが原点となっています。

パリのノートルダム大聖堂は実は島の上にあります。セーヌ川に浮かぶ「シテ島」の南側にノートルダム大聖堂があるのです。島と言っても橋でつながっているので島という感じはしませんが。
 
2009年の6月初旬の写真です。ノートルダム大聖堂内部に入るために行列ができていて、数時間待ちだったので初日は諦めました。そして内部に入るためには入場料が必要で当時8ユーロ。今は10ユーロとかなり高額になっていました。

ノートルダム大聖堂の外部を見るだけでも感動的です。荘厳なゴシック様式の教会は彫刻など、非常に素晴らしい。



こちらが正面入り口。精巧な彫刻に見入ってしまいます。

2日目、朝早く来てほとんど並ばずに入ることができました。これが今ではもう見られない、パリのノートルダム大聖堂内部の様子です。
聖歌隊席の周辺のキリストの一番の彫刻です。この辺りは現在は完全に焼けてしまっています。

こちらが入口上部にある、ステンドグラスのバラ窓(西側)です。外からの自然な光により、明るすぎず、控えめに輝いて見えます。北側、南側、合計3つのバラ窓があります。
こちらが北側のバラ窓。

天井が焼け落ちる前の主祭壇とピエタです。この時はまさか10年後に焼け落ちるとは思っても見ませんでした。

もう一度入口上部、西側のバラ窓とその下側にはパイプオルガンです。

外から見たときのバラ窓です。カラフルなステンドグラスは内部からしかわかりません。

再建には5年から数十年と言われています。もしかしたら永久に完成しないと言われているバルセロナのサクラダファミリアの方が早くに完成するかもしれません。早く元のように戻ってほしいです。

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