今日はフランス、リヨン(Lyon)から100㎞離れたオートリーヴ(Hauterives)という村にあるシュヴァルの理想宮を紹介します。
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入場料:8 euro(2019年現在)
時間:9:30から(閉園時間は季節による)
http://www.facteurcheval.com/en/index.html
おすすめ度:★★★★★
・郵便配達人の夢が築き上げた不思議な城。33年間、一人で作り上げた風変わりなモニュメントは複雑で様々なオブジェがあるので時間をかけてじっくりと見学しましょう。他には類を見ない建築物なので非常に興味深い。
フランス一の美食の町「リヨン(Lyon)」から100㎞、車で1.5時間ほどでオートリーヴ(Hauterives)に到着。バスなどはほとんどないので、レンタカーなど車で行くのがおすすめ。車は村の中心などに停めましょう。
オートリーヴは素朴で美しい田舎の村です。ヨーロッパは都会よりも小さい町、村の方が治安が良く、住みやすいです。
私は2008年4月に訪問しました。快晴のもと、菜の花満開で最高でした。私は旅行の時はほぼ必ず晴れです。
オートリーヴ(Hauterives)の村の中心部、誰もいない。。。のどかでいい村です。ここに郵便配達員のシュバル(シュヴァル)が暮らしていたのですね。
オートリーヴ(Hauterives)の村の案内板。中心部に教会などがあるだけどほとんど何もない村です。でも自然、畑など自然はたくさん!癒されます。
シュヴァルの胸像です。当時は風変わりで変人、人付き合いも悪かったようですが、今では村の誇りです。
シュヴァルの胸像の横には郵便局があります。シュヴァルの理想宮のような外観の郵便局、シュヴァルの没後に改装されたようです。
誰もいないなあ。。。と、シュヴァルの理想宮に向けて歩いていきます。
シュヴァルの理想宮の入口に到着。隣接する駐車場はないので、村の中心に車を停めて、歩いていきましょう。
受付にはシュヴァルの模型があります。チケットを購入して入場しましょう。
外にある理想宮を見る前に、まずは写真などで当時どのように理想宮を作り上げたかを学びましょう。フランス語と英語の表示です。
受付の建物から外に出ると目の前にシュヴァルの理想宮があります!こんな建築物は見たことがないです。驚きです。
33年間、毎日石を持ち帰り、一人でコツコツ作り上げた理想宮。思っていたよりもきめ細かく、様々な彫刻物があり興味深いです。階段で上にあがることもできますし、内部にも入れます。奥が深いです。
ちょっと暗いですが中に入ります。中にも彫刻、文章なども書かれています。
シュヴァルの理想宮の大きさは、横幅26m×縦幅(北14m、南12m)×高さ10mです。体育館の半面くらいのサイズですね。
時間がなければ鑑賞時間は30分ほど、私は1時間ほどいました。写真や動画を撮りながらゆっくりとみていただきたいです。
本当に細かい彫刻です。
アンコールワットみたい?ピカソやダリの芸術品のようだ、などと言われていますが、私はシュヴァル自身の独特な芸術品だと思います。他には類を見ない芸術品です。
素晴らしいので、何度もぐるぐる回りながら見ました。何度見てもすごい、圧巻です。
世界遺産にはならないかと思いますが、以前記念切手になったようです。
近くにあるシュヴァルの墓地。ここにもこだわりの建築物を作り上げました。
公共交通機関がほとんどないのでレンタカーなどで行くのが一般的です。リヨンなどに観光に行く方は是非行ってみてください。非常にお勧めです。