中村哲講演会、アフガニスタンに35年、砂漠を緑に変えた

2019年12月4日(水)、日本時間夕方のニュース。ペシャワール会代表の中村哲氏、現地アフガニスタンにて死去を知りショック、悲しくて愕然としました。

3か月前の9月9日、武蔵中原駅前のエポック中原にて中村哲氏の講演会があり、私は聞きに行きました。35年の間、アフガニスタンには医療よりもまずは水、緑が必要。医療以前に水や食料がなくて人々が亡くなっていく。。。。という現実に対して、土を掘り、1000本の井戸を掘り、水を引いていった。広大な砂漠を広大な緑に変え、人々は戦士として戦地に行かずに、その土地で暮らすことができ、徐々に平和になっていった。

73歳の中村さんは、あと20年は活動したいと言っていたのに。。。なんで、、、と非常に悔しいです。

講演会の後、10人ほど質問をどうぞ!ということでステージの檀上に上がり、質問させていただきました。
「今までで一番大変だったこと、つらかったことは何ですか?」と中村さんに質問すると、
「つらいことばかりでした。でも井戸を掘り、水が出て、人々が喜んでくれると、つらいことは吹っ飛びました」とおっしゃっていました。
また近々アフガニスタンに向かいます、とおっしゃいました。それがこんなことになるとは本当に悲しいです。。。。

こんな人、もう次には出てこないのに。アフガニスタンの国自体にとっても、大きな損失です。

ご冥福をお祈りいたします。

エポック中原、講演会の時の様子です。最初にビデオを見せていただきました。

講演会の後、ステージに上がった時の写真。奥に小さく見えるのが中村氏です。

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