世界中の美味しいものを紹介する、「死ぬまでに食え!」シリーズの第一弾は、ロシアに隣接するバルト三国の1つ、リトアニア(Lithuania)の名物料理、ツェペリナイ(Cepelinai)です。
ツェペリナイは飛行船という意味で、形が飛行船に似ているため名付けられました。モチモチのジャガイモ団子の中にひき肉が詰まっています。濃厚なクリームチーズをかけて食べると絶品!ビールとよく合います。ツェペリナイを食べるためだけにリトアニアに行く価値がある!死ぬまでに一度は食べてほしい料理です!
リトアニアの首都ヴィリニュスの中心地は「ヴィリニュス歴史地区」として世界遺産に認定されています。石畳の旧市街は歴史ある美しい町並みが広がります。旧市街を歩くとオープンカフェのレストランがたくさんあり、どの店でもツェペリナイを食べることができます。私はツェペリナイを一度食べたら病みつきになり、2日間で4回も食べてしましました。店によって大きさや、中身、味が異なるのでいくつかの店で食べ比べるとよいでしょう。
まずはガイドブックにも出ている有名な店から!
Forto Dvaras(フォルト・ドゥヴァーラス)
住所:Pilles 16
TEL: 2611070
休:なし
時間:11:00-24:00
リトアニア料理専門レストラン。ツェペリナイだけでも12種類のメニューがある。ビールとツェペリナイの組み合わせは最高!
店の前にはツェペリナイの写真があり、数種類の特性ソースを選ぶことができます。
リトアニアの通貨はリタス(Litas)と言います。1リタスは約37円(2018年10月)です。
リトアニアは発展途上国で、日本と比べると物価はかなり安く、ざっくりした感覚では日本の5分の1以下という感じです。このレストランは中級のレストランで決して安い店ではないですが、ツェペリナイ1皿は12.9リタス、日本円で480円です。生ビールは1杯、約100円くらい。
というわけでお待ちかね!ツェペリナイです!1個のサイズがかなり大きいです。テカっていてモチモチ感が伝わるかと思います。
ナイフを入れて中身を見るとこんな感じ。中にはひき肉が詰まっています。ここにパンツェッタ(ベーコン)入りのクリームチーズソースをたっぷりとかけていただきます。
濃厚なチーズのソースをこんな感じにかけます。モチモチの芋団子、ひき肉、そして濃厚チーズソースが三位一体となって食感、味、最高です。さらにビールによく合う!最高です!!
2品目にパンをくりぬいてスープを入れた料理を食べました。これもおいしかったけど、ツェペリナイがうますぎて味忘れました。
満足してレストランを出て夜のヴィリニュスの町を散歩。ライトアップが最高で、癒されて最高でした。
ここに住んで毎日ツェペリナイを食べたい!
なるべくたくさんツェペリナイを食べたいので次の日のランチでも食べました。
一番下のメニュー、ツェペリナイは英語表記になっていて、「Zeppelins with meat」、Zeppelinsは飛行船という意味ですね。17.5リタス、約650円です。
古いバーのような感じの伝統的リトアニア料理の店、いい雰囲気です。
約100円のおいしいクラフトビールを飲みながら、かなり大きめのツェペリナイを頂きました。この店では最初からチーズソースがたっぷりとかかっていました。これまた最高にうまかった!
このモチモチ感、ひき肉、チーズソース、どれも最高です!
2品目はオニオンスープ、これまたツェペリナイの美味しさでアジ覚えてないです。
最後にもう1軒、Cili PICA(チリピッツァ)を紹介。リトアニア全国にチェーン展開しているファミレスのような店。日本でいえばガストのような感じ、安くて早くて美味しいです。
メインはピザやサンドイッチですが、一応、リトアニア郷土料理も少しだけあり、ツェペリナイもありました!ツェペリナイが9.99リタス、約370円と最安です!ビールは2.99リタス、約100円です。
運ばれてきましたツェペリナイ!ちょっと芋団子のモチモチ感が足らない感じですが、ファミレスにしては頑張ってます、うまい!そしてやっぱりビールによく合う!
2品目はサーモン料理、サーモンにもクリームチーズ塗って食べます、うまいです。あとはスープ。
世界遺産、ヴィリウス歴史地区には見どころの観光地がたくさんあります。また電車で1時間ほど行くとリトアニア第二の都市カウナスがあり、日本のシンドラー、杉原千畝記念館があります。今回はツェペリナイの魅力を伝えたいので、観光地はまた別の機会に!ツェペリナイ、最高の料理ですよ!