親戚家族7人で行った格安フィンランド旅行!
移動、ホテル、食事にいくらかかったのか?総額はいくらか?!
物価が非常に高い北欧、フィンランドでも、ツアーを使わず個人で工夫すれば格安で旅行できます!
フィンランドの3大観光は、首都ヘルシンキ、ムーミンワールド、サンタクロース村です。
これらすべてを一緒に巡るには、6月から8月の時期しかありませんのでご注意ください。
では、2015年6月に行ったときの様子をご覧ください。
2日目:(車)トゥルク→ムーミンワールド→(車)ヘルシンキ空港近く泊
3日目:(飛行機)ヘルシンキ→ロヴァニエミ→(バス)サンタパーク
4日目:(バス)サンタクロース村→(バス)博物館→(寝台列車)ヘルシンキ
5日目:(徒歩)ヘルシンキ観光→(飛行機)ヘルシンキ空港→日本
1日目:トゥルク
日本から飛行機で12時間、フィンランドの首都ヘルシンキ空港に到着。西に170㎞、レンタカーで2時間、ムーミンワールド近くの町「トゥルク」に到着。人口19万人のトゥルクはフィンランド第三の都市。観光地ではないので、地味な街ですが、逆にフィンランド人の生活の様子が分かって興味深いです。ちょうどこの日は中世祭りの準備をしていました。中世の衣装を着たフィンランド人たちと一緒に写真を撮ったりしました!
ホテルは「Omena Hotel Turku」80€、3人1部屋1泊9600円と格安ですが、シンプルで清潔な良いホテル!
夕食はバイキングをイメージしたレストラン「Viking restaurant Harald」へ。食べ放題のバイキングじゃないですよ!海賊のバイキングです。フィンランドはバイキング発祥の地なのでこのようなレストランがあります。バイキングの兜をかぶったり、豪快な肉料理など雰囲気最高でした!
2日目:ムーミンワールド
トゥルクから西に16㎞、車で20分ほどでナーンタリに到着、ここにムーミンワールドがあります。
ムーミンワールドの周りは住宅街で、ホテルはありませんので、ヘルシンキから日帰りで来るか、近くの町Turkuに泊まりましょう。
さて、ムーミンワールドはこのように小さな島にあります。6月中旬から8月中旬のたった2か月、夏の時期にしかオープンしてません。
テーマパークが年に2か月しか開いてないとは驚きですよね。フィンランドは9月から6月までは寒いので屋外施設は閉じてしまうようです。
一番の見どころはムーミンの家です。ムーミン、スナフキンはショー以外はここに居ますので、一緒に遊ぶことが出来ます。
次の見どころはステージで行われるムーミンショー。フィンランド語なので何を話しているかはわかりません。
まずはムーミンと仲間たちのショーです。
最後に子供たちはムーミンキャラクター達と一緒に遊ぶことができます。
これが一番盛り上がりました。
大人も楽しめますが、全体的に子供向けという感じです。
最後に出口付近にあるショップでムーミングッズを買いましょう!
たくさんの種類のグッズがありましたよ!
この日は、レンタカーで2時間ヘルシンキ空港近くのホテル、Best Western Airport Hotel Pilotti(93€)に泊まりました。
3日目:サンタパーク
ヘルシンキ空港からLCC、Norwegian Airに乗って1時間20分、800㎞北にある「ロヴァニエミ」に到着!片道6000円(50ユーロ)と格安です。
ロヴァニエミはサンタクロースが住む町なので、ロヴァニエミ空港は1年中クリスマス!6月に行ったのですがもちろんクリスマスです!
ロヴァニエミは北緯66度の北極圏なので、夏の時期は白夜といって、太陽が沈みません。24時間明るいんですよ!すごいですね。
ロヴァニエミには見どころは2か所あり「サンタ・パーク」と「サンタクロース村」です。サンタパークはサンタクロースの遊園地といった感じ。一方サンタクロース村はサンタが実際に住んでいる家ということでよりリアルな感じです。トナカイ牧場もあります。
まず空港からシャトルバスで直接サンタパークに向かいました(約3㎞)
●サンタパーク
サンタパークはなんと核シェルターを改装したテーマパークです。
入り口から坂を下りながら200mほど進むと直系33m、高さ11mのサンタパークに到着、体育館2個分くらいの広さです。夏場だと入場料は15€ほど。
ここにサンタクロースの部屋や、ショーを行うステージ、その他アトラクションがあります。
こちらは、サンタクロースの部屋!実際にサンタさんと5分くらい話すことができます。
これはサンタパーク唯一の乗り物、サンタクロースの世界を巡ることが出来ます。子供たちは大喜びです!
ステージでは、ショーが行われます。
ここは世界に1つだけ!手作りサンタのコーナー、いい思い出になります。
サンタ郵便局はクリスマスの雰囲気が出ていていいですね。実際にロヴァニエミの消印が入った手紙を送ることができます!
こちらは、-20度、氷の世界です。非常に寒いのでコートを着て入ります。トナカイやソリ、動物たちや滑り台など、氷のオブジェがあってきれいです。
サンタパークを満喫した後はまたバスに乗ってホテルに向かいます。
Hotel Aakenus67€
質素なホテル、部屋も狭めですが、3人1部屋で8000円(67€)、朝食付きでかなり安いです。
夕食はRavintola Nili
ラップランド州の名物料理、トナカイ肉の料理を頂くことが出来ます。
4日目:サンタクロース村
ホテル近くのバス停からバスでサンタクロース村へ。
こちらがサンタクロース村の地図、入り口から入るとアーケードになっていてクリスマスグッズを買うことができます。この線はなんと北極圏(北緯66度33分39秒)の線です。
1.サンタクロースに会う
まずはサンタクロース・オフィスへ。サンタさんに会ってお話ししましょう。クリスマス時期は混んでいるのでしょうが、6月なので空いていました。世界中の著名人も来ているんですね。いよいよこの奥にサンタがいます。写真撮影は禁止されています。実際、10分ほどサンタと話すことが出来ました。このサンタさん、なんと日本語を話すことが出来てびっくり!普段から疑問に思っていることをいろいろと質問しました。
これだけ話して、楽しむことが出来て、なんと無料!すごいなあ太っ腹!と思って部屋から出ると、会計のレジがありました。
写真や動画を撮影してくれているので、ほしい人は購入できます。これは買いますよね。写真と動画セットで8000円(65€)くらいして高かったけど、撮影禁止だったので買うしかなかった。
2.トナカイと遊ぶ
サンタクロース・オフィスのすぐ隣にトナカイ牧場があります。冬は雪が積もってトナカイのソリに乗ることが出来ますが、この時は6月なのでソリはありません。ですが、冬にはできない、トナカイへのエサやりをすることが出来ました!
6月のトナカイは毛が生え変わる時期のようで、毛がボロボロと抜け落ちていました。。。角を触ると、柔らかい毛がびっしりと生えていて、しっとりしていてかなり脂っぽい感じ、さらに臭い。。。。角は触らない方がよいです。
トナカイに触ったり、エサをあげたりできるので、子供も大人も大満足でした。
3.極上のサーモンを食べる
フィンランド北部の伝統的なテント「コタ」がサーモン専門のレストランになっています。
こんな感じで網で挟み、じっくり焼き上げます。網をひっくり返して裏面も焼きます。
美味しそうにこんがり焼けました!
盛り付けはシンプルかつワイルド!紙の上に焼きたてのサーモン、左にはパン、右はポテトサラダ。
柔らかくて簡単にほぐれる感じ。濃厚な脂と塩味が合わさって最高の味です。こんなうまいサーモン食べたことがありません!
人生でNo1のサーモンでした!
Santa’s Salmon Place Restaurant
住所:Santa Claus Village, Tähtikuja 1, 96930 Rovaniemi,Finland
電話:+358 46 5451507
時間:11時~17時
4.サンタ郵便局から手紙を出す
クリスマスの雰囲気たっぷりのサンタクロース郵便局です。ここから、サンタ村消印いりの手紙を世界中に出すことが出来ます。
ポストは2つあって、右側の赤いポストに投函すると、その年のクリスマスに着くように郵送してくれます。
5.北極圏の線をまたぐ!
この線は、なんと北極圏を示す「北緯66度33分」の線です。ここから北は北極圏となり、夏は太陽が沈まず白夜となり、冬は太陽が全く上らなくなります。クリスマスにサンタ村に来る方が雰囲気はよいですが、気温はマイナス30度、24時間ずっと夜なので、子連れだと大変。私は夏に来るのをお勧めします!
バスでロヴァニエミ駅へ向かい、夜7時発の寝台列車に乗りました。チケットは事前にネットで簡単に買えます。
2段ベットの個室が一人7000円(50ユーロ)からです。シャワー、トイレもついています。
食堂車、売店もありますよ!
寝台列車ってワクワクしますよね。トランプなどして遅くまで遊んでから寝ました。
5日目:ヘルシンキ観光
朝7時ヘルシンキ駅に到着。
ヘルシンキでは路面電車のトラムや地下鉄で移動しました。
まずは、テンペリアウキオ教会
世界でも珍しい岩の教会。別名「ロックチャーチ」、天井は巨大な銅板。
ヘルシンキ大聖堂は街のシンボル!港の近く、高台にあって見晴らしが最高!
港のマーケット広場では海を見ながらシーフードを食べたり、音楽を聴いたり大道芸を見たりとのんびり散歩をして楽しみます。
マーケット広場からフェリーで30分ほどで世界遺産「スオメンリンナ島」にも行けます。昔は要塞でしたが今は島をのんびりと散歩できます。
こちらは、映画「かもめ食堂」のロケ地となったRavintola Kamome(かもめ食堂)です。
フィンランドの家庭料理を食べることができるのでお勧めです。店内はかもめ食堂のポスターやグッズも売っています。
旅行前に映画を観ておくと良いでしょう!
以上、今回フィンランド旅行家族3人での合計は約42万円でした。
以上、個人で行く、格安フィンランド旅行でした。
飛行機:10万 x3人=30万円
寝台列車:2万円
ホテル3泊:3万円
食費:4万円
その他:3万円
合計:42万円
Turuku泊
Omena Hotel Turku(80€=)
住所:Humalistonkatu 7, 20100 Turku
80€
Helsinki泊
Best Western Airport Hotel Pilotti
住所:Veromäentie 1, 01510 Vantaa
93€
Rovaniemi泊
Hotel Aakenus
住所:Koskikatu 47, 96100 Rovaniemi
67€