トラピストビールの種類と魅力について

トラピストビールをご存じですか?
トラピスト修道院、厳律シトー修道会で修道僧により醸造、管理されているビールのことで、世界でこの名を冠することができるのはわずか7ヵ所のみ。7か所の各ビールは世界大会でも金賞受賞をしており、世界中で非常に有名なブランドとなっています。

トラピストビールは以下の7種類のみ。(ただし2012年以降、新規のトラピストビールが増えて現在は11か所のようです)
ここでは、以前のトラピストビール7か所を紹介します。

トラピスト名 修道院名 登録年
1. ロシュフォール(Rochefort) サン・レミ修道院、ベルギー 1595年
2. ウェストマール(Westmalle) 聖心ノートルダム修道院、ベルギー 1836年
3. ウェストフレテレン(Westvleteren) シント・シクステュス修道院、ベルギー 1838年
4. シメイ(Chimay) スクールモン修道院、ベルギー 1863年
5. ラ・トラッペ(La Trappe) コニングスホーヴェン修道院、オランダ 1884年
6. オルヴァル(Orval) オルヴァル修道院、ベルギー 1931年
7. アヘル(Achel) アヘル修道院、ベルギー 1998年

7か所中、6か所はベルギー、1か所のみオランダにあります。オランダ駐在時代にこれら7か所すべてを訪問しました。修道院がとても素晴らしく、自然と調和して美しいです。修道院に隣接してビール工房があり、ビールを生産していて、ちょっと不思議な感じです。どのビールもアルコール度数が高く、濃厚なビールで、非常においしい。当時の修道士は食事の制限はありましたが、ビールの制限はなかったので、修道院で造ったビールを食事代わりにたくさん飲んでいたようです。

今後、このブログで1か所ずつ、トラピストビールと修道院の魅力を紹介していきます!

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