死ぬまでに食え!(5)エジプトのコシャリ(その2)

死ぬまでに食え!(5)エジプトのコシャリ(その2)

エジプトの国民食「コシャリ」のその2です。その1はこちらをクリック!
前回の続き、エジプトの首都カイロから北にある、エジプト第二の都市アレキサンドリアです。クレオパトラが統治していた町アレキサンドリアはローマ帝国に征服されていた時代もあり、ヨーロッパ調の街並みです。港町はやっぱりいいなあ!

地中海に突き出たこの要塞は「カーイトゥベーイの要塞」です。こちらは元々は世界七不思議の一つ「ファロスの灯台」があったところで、紀元前3世紀にアレキサンドリア大王が立てた灯台の高さはなんと120mもあったそうです。56㎞も先からその灯台が見えたということで驚きです。14世紀の大地震で崩壊しました。世界七不思議の中で今でも残っているのはカイロのピラミッドだけです。

アレキサンドリアでももちろんコシャリを頂きました!最高です!
 
エジプトのジュース屋でよく見かけるフルーツたっぷりの「コクテール」。ジュース屋ごとにフルーツの種類が異なっていて特徴があります。ビタミンたっぷりで最高です!

プトレマイオス1世が開いたアレキサンドリア図書館はヘレニズム時代には世界最大の図書館でした。ユークリッド幾何学で有名なユークリッドはこの図書館に通っていたそうです。当時の古代図書館を現代に復活させた近代的なアレキサンドリア図書館は、今ではアレキサンドリア観光の目玉になっており、ピラミッド風の図書館内部は巨大な空間が広がり圧倒されます。図書館、国際会議場、プラネタリウムの3つからできており、地下には考古学博物館があります。総床面積85000m2と、東京ドーム1.8個分の広さで、蔵書は25000冊を超えます。

感動的な図書館内部の様子!古代エジプト風の柱が印象的です。
 
本棚がミニチュアに見えるほど天井が高い!

アレキサンドリアから南西にセルビス(小型バス)で1時間半ほど行くと、コプト教の聖地、世界遺産の街「アブー・ミーナー(Abu Mena)」に到着。コプト教はエジプトを中心とした原始キリスト教の一派。2017年、イスラム国が信仰を捨てることを拒否したコプト教徒21人を斬首するという事件がありました。私が訪れたのはその10年前の2010年です。

アブー・ミーナーはサハラ砂漠の中にあります。聖メナスの遺体を運び、彼を祀った場所にアブー・ミーナー修道院があり、コプト教聖地となっております。1959年に完成した近代的な修道院です。コプト教の象徴の「コプト十字」がいたるところにあります。

毎週金曜日には多くの信者たちが集まります。洗礼を受けた子供をかかげ、うちの子供を撮って!と笑顔で言われました。親は誇らしげです。
 
次はカイロから南西に4時間ほど車で行ったところにあるサハラ砂漠の町、バフレイヤオアシス。中心の村バウィーティは人口15000人の小さな村なので、私のようなアジア人を見かけると声をかけてきます。私はバックパッカー、安宿に泊まりますのでここで食材を買って自炊しました。
 
1泊300円くらいだったと思います。かわいらしい宿でした。朝食はシンプルですが美味しかった。
 
一夜明けて1泊2日、ジープに乗って「白砂漠、黒砂漠ツアー」に参加しました。砂漠なのでさすがにツアーに参加するしかありません。ツアーの価格は、日本で申し込む>カイロなどの都会で申し込む>バフレイヤなどの現地で申し込む、という感じで値段は下がっていきます。私は基本旅行は一人で観光しており、ツアー旅行はしませんが、このようにどうしてもツアーに参加する場合は、現地で参加することにしています。値段も格安です!

ツアーのジープで最初に着いたのは砂漠の遊牧民ベドウィンの村。ベドウィンティー、アエーシなどを振舞ってくれました。美味しかった。
  
サハラ砂漠を走っていくと、徐々に音がなくなっていきました。この日は風もなく、車から降りると無音。一人で歩いていくと、完全に無音になりました。私にとって驚き、衝撃でした。外にいて、ここまで音がない、無音というのは初めての経験でした。生物がいない、緑、川、海がない、風もないとここまで無音になると怖いほどでした。完全な無音というのがとても新鮮で、貴重な経験となりました。
 
さらさらの白砂のサハラ砂漠!

さらにジープが進んでいくと、白砂漠に到着!高さ5mほどの石灰岩の巨岩、奇岩がたくさんの白砂漠、鳥やマッシュルームの形のものもあります。感動的な光景が広がります。

トルコ、カッパドキアの奇岩と似ていますが、カッパドキアの奇岩は火山岩が雨により浸食されてできたものなので、サハラ砂漠の白砂漠とは異なります。
1泊2泊の白砂漠、黒砂漠ツアーな、なんとここ白砂漠の砂の上で寝ます。びっくり!
  
夕飯はエジプト風鍋、鶏肉、ジャガイモ、トマト、コメなどを煮込みます。シンプルな塩味ですが、これがうまい!めちゃうま!最高でした。食事の後は薪の火を囲んでみんなで歌ったり、話したりと盛り上がりました。
 
眠ろうとしたのですが、砂漠の夜は寒すぎて眠れず!さらに、満点の星空が最高でした。★は1万個くらい?あったかもしれません。そして流れ星は数百は見たと思います。ほとんど一睡もできませんでしたが、人生で最高の夜でした。

次の日、半日かけてカイロに戻ってまず食べたのがまたコシャリ!1杯100円でこんなにうまい料理!最高ですね。
カイロでNo1と言われるコシャリ屋、アブー・ターレク、いつも行列ができています。

食べるときは卓上にあるカル(酢)、シャッタ(辛ソース)をかけます。私はカルをたくさんかけて食べるのが好きです。

エジプト旅行最後のコシャリは味わって食べました。コシャリを食べにまたエジプトに戻ってきたい!
 
最後の夜は船上でのブッフェとクレオパトラのショー、そしてダンスショー。

トルコ発祥のベリーダンス。

こちらもトルコ発祥、スーフィー教の踊り、スーフィーダンス!民族衣装のスカートをはいた男性が高速で回転します。この数年後、トルコのコンヤというスーフィー教の聖地で本物のスーフィーダンスを見ましたが、それはまた別の機会に!
 
というわけでエジプトの国民食、コシャリの特集、そしてエジプト旅行についてでした。2007年に行ったエジプトを思い出しながら書きました。また行きたくなってきました。みなさんも是非!

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